ズワイガニを最高の味わいで楽しむためには、正しい茹で方を知っておくことが大切です。
本記事では、ズワイガニをおいしく茹でる方法を紹介します。自宅でも高級な味わいを楽しめるので、ぜひ参考にしてください。
ズワイガニの茹で方
ズワイガニの茹で方には、前後でいくつか注意すべきポイントがあります。ここでは、基本の茹で方と冷凍の場合の適切な解凍方法を見ていきましょう。
冷凍の場合は事前に解凍しておくこと
<生で冷凍の場合>生で冷凍された場合は、袋に入れて流水または氷水を使って短時間で解凍するのがおすすめです。また、氷水で解凍すると、流水解凍よりもおいしい状態で解凍できます。
<ボイル後の冷凍の場合>ボイルの場合は、ゆっくりと時間をかけて解凍するのがポイントで、冷蔵庫での解凍がおすすめです。乾燥しないように気を付けましょう。
用意するもの
- ズワイガニ:1杯
- 湯:3L
- 塩:90g
- 水(冷水用):3L弱
- 塩(冷水用):90g
- 氷(冷水用):適量
ズワイガニの茹で方
ここでは、茹で方の手順を紹介します。
①カニを洗うまずは、ズワイガニをきれいに水洗いしましょう。付着している「腸炎ビブリオ菌」をたわしで洗い落とすようにしますが、洗いすぎるとうま味成分も流れ出てしまうので、軽く汚れを取る程度にします。
②塩を加えた水を火にかけるカニがすっぽり入るほど大きな鍋に水を入れ、沸騰したら塩を入れてください。
③カニを入れるズワイガニは甲羅を下に向け、足をたたんで鍋に入れます。蓋をしたら、中火で15分ほど茹でましょう。甲羅を下にすることで、カニ味噌がちょうどよい具合に固まって味が落ちるのを防いでくれます。また、茹で時間も重要で、短すぎてもカニ味噌が流れ出やすいので注意してください。
④カニを氷水でしめるカニが茹で上がったら、甲羅を下にして氷水に5分ほど入れておきましょう。こうすることで身が引き締まり、殻から身が簡単に外れます。
茹で時間の目安
大きいズワイガニの場合は18~20分、小さめだと15分ほど茹でるのがおすすめです。適切な時間茹でると殻から身が外れやすくなりますが、長時間茹でると味が落ちて身も固くなるので、茹で時間には注意してください。
ズワイガニのおいしいレシピ
以下では、ズワイガニを存分に味わえるアレンジレシピを紹介します。
生春巻き
お好きな具材をクルクルと巻くだけの簡単レシピなうえ、野菜がたっぷり食べられるので、お子様にもおすすめです。
【材料・分量】
- ベニズワイガニ:100g
- 豚薄切り肉:80g
- 春雨:20g
- きゅうり:60g
- にら:20g
- しそ:4枚
- ライスペーパー:4枚
- スイートチリソース:適宜
【レシピ】
- 豚肉と春雨はあらかじめ茹でておき、食べやすい長さや細さにカットします。きゅうりは千切りにしておきましょう。
- ベニズワイガニは身と味噌を取り出し、ほぐすように混ぜておきます。
- ライスペーパーは水にくぐらせて戻しておきます。
- 3の上に1と15cmの長さに切ったら、しそ、ベニズワイガニを挟んで、端から丁寧に巻いていけば完成です。
まとめ
今回は、ズワイガニをおいしく茹でるための方法を紹介しました。冷凍の場合は事前解凍が必要なので、解凍のポイントをしっかり覚えておきましょう。また、活カニの場合は、調理の手間がかかって大変なこともあります。手軽においしいカニが食べたい場合は、冷凍のズワイガニがおすすめです。
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