2023/09/15

電動歯ブラシは手磨きよりいいって本当?電動歯ブラシでの正しい磨き方も解説

電動歯ブラシは手磨きよりいいって本当?電動歯ブラシでの正しい磨き方も解説

近年、電動歯ブラシはさまざまな種類のものが売り出されていますが、実際に手磨きよりもきれいに磨けるのでしょうか?
この記事では、電動歯ブラシと手磨きのメリット・デメリット、電動歯ブラシでの正しい磨き方を紹介します。おすすめの電動歯ブラシも紹介しますので、ぜひご覧ください。

手磨きのメリット

価格が安い

手磨きの1番のメリットは、電動歯ブラシよりも圧倒的に安い点です。1本あたり数百円、場所やものによっては数十円で販売されています。歯ブラシの交換頻度は1か月に1回が目安とされていますが、価格が安価なため、値段を気にせず購入できるでしょう。また、コンビニやスーパーなどでも購入できるので、お出かけ先や急に必要になった場合でも困りません。

ブラシの種類が豊富

手磨き用歯ブラシは、さまざまな種類の製品が販売されています。毛先の種類や持ち手、乳児・学童用、仕上げ磨き用、歯周病用など、年齢や口腔内の状態に応じて選ぶことが可能です。 自分に合った歯ブラシで正しく歯磨きできれば、電動歯ブラシと同等の効果が得られるでしょう。

手軽にどこでも磨ける

手磨き用の歯ブラシは、場所を選ばずどこでも使用できます。

電動歯ブラシと違い、使用時に音が出ないため、静かなオフィスや学校など、周りを気にせず使えるのが大きなメリットです。また、手磨き用の歯ブラシには充電の必要もありません。電池残量を気にしたり充電器を常備したりすることもないため、気楽に持ち運びできます。

手磨きのデメリット

歯を磨く技術によって効果が違う

手磨き用歯ブラシは細かい場所まで磨けますが、磨く技術の有無によって効果が異なります。同じ歯ブラシを使用していても、磨く角度やブラシの動かし方などによって歯磨きの効果に差が出てしまうため、手磨きの場合は磨く技術を身につけることが必要です。

歯磨きに時間がかかる

手磨きで電動歯ブラシ同様に仕上げるためには、ある程度の時間をかけて正しいやり方で磨くことが大切です。永久歯は親知らず4本を含めて計32本あります。表と裏をしっかりときれいに磨くには、1本約20秒かかるため、磨き終えるのに10分以上の時間がかかってしまいます。歯磨きに時間がかかることは、手磨きの大きなデメリットと言えるでしょう。

電動歯ブラシのメリット

効率よく磨ける

電動歯ブラシは、人の手ではできない速さでブラシが振動するため、歯垢を効率よく除去できます。また、電動歯ブラシのヘッドには、ステイン用や歯垢除去用、歯茎ケア用などの種類があり、使い分ければより効率的に磨くことが可能です。

年齢に関係なく誰でも簡単に歯垢除去できる

電動歯磨きブラシの使い方はシンプルで、ブラシを歯に軽く当ててゆっくり動かすだけです。そのため、子どもからお年寄りまで、年齢や歯磨きの得意・不得意に関係なく簡単に歯垢を除去できます。

また、電動歯ブラシには、スマホと連携して磨き残しをチェックできる製品もあるため、歯磨きが苦手な人は活用してみてください。

短時間で歯を磨ける

電動歯ブラシは、一般的に1分間に2,500〜7,500回振動するため、短時間で歯全体を磨き上げることが可能です。

メーカーや製品によって異なりますが、電動歯ブラシを使うと、約2分間で歯全体をきれいにできます。特に忙しくて時間がない人や歯磨きが面倒と感じる人にとっては、1番のメリットと言えるでしょう。

電動歯ブラシのデメリット

値段が高い

電動歯ブラシは、通常の歯ブラシに比べて値段の高さが大きなデメリットです。本体価格は数千~数万円、交換が必要なヘッド部分は数百円かかることに加えて、乾電池代や電気代も発生します。

本体の価格自体も高めですが、それ以外にも消耗品や日々使用する中で発生する費用が通常歯ブラシよりも高いことがネックになる場合もあるでしょう。

間違った使い方をすると歯や歯茎が傷つく場合も

自分の歯や歯茎の状態に合っていない電動歯ブラシを使用したり強い力を加えたりすると、歯や歯茎を傷つけることがあります。

電動歯ブラシの使い方に慣れていないうちは、どうしても手磨きと同じ要領で手を動かしてしまいがちです。電動歯ブラシは、歯にブラシを軽く当てて使用するため、強い力を加えないように注意しましょう。難しい場合は、強い力が加わると自動で停止したり、ランプが点灯して知らせたりする機能を搭載している電動歯ブラシがおすすめです。

電動歯ブラシでの正しい6つの磨き方

電動歯ブラシは手磨きよりいいって本当?電動歯ブラシでの正しい磨き方も解説

通常の歯ブラシが、ブラシを動かすことで歯垢をこすり落とすのに対し、電動歯ブラシは、振動で歯垢を粉砕して落とします。

電動歯ブラシと通常の歯ブラシでは、汚れを落とす原理が異なるため、磨き方を間違えると効果を実感できなかったり、歯や歯茎を傷つけてしまったりすることも少なくありません。
ここでは、電動歯ブラシでの正しい磨き方を解説します。

1.毛先は歯の表面に軽く当てるだけ

電動歯ブラシで磨くときは、毛先を歯の表面に軽く当てるように意識しましょう。電動歯ブラシは、毛先に振動が集中するように設計されているため、強く押し当てると毛先が曲がってしまい、うまく歯垢を除去できません。

2.激しく動かさず、奥から前にゆっくりとずらす

電動歯ブラシは、振動によって歯垢を粉砕して落とします。

そのため、通常の歯ブラシのように激しく動かしてしまうと、振動が汚れに行きわたる前にブラシが移動してしまい、歯垢をきれいに落とせません。奥歯から前に向かってゆっくり動かすことで、振動が歯垢にしっかりと伝わり、効果的に汚れを落とせます。

3.確認しながら磨く

いくら電動歯ブラシとはいえ、そもそも歯にブラシが当たっていなければ汚れは落ちません。そのため、ブラシがしっかりと歯に当たっていることを確認しながら磨く必要があります。特に、歯と歯茎の境目、歯周ポケット、1番奥の歯、歯並びの悪い部分など、磨き残しやすい部分を意識して確認しましょう。

基本的にブラシを当てる角度は、歯面に対して斜め45度が推奨されています。かみ合わせ部分は垂直、歯並びの悪い場所はブラシを縦にして磨くと効果的です。

4.磨き残しをなくす磨き方

電動歯ブラシを使用していても、多くの人には磨き残しがあると言われています。振動に騙されて、まだ磨いていないところも磨いたように錯覚してしまうことが原因です。そのため、あらかじめどの歯から磨くかを決めておき、毎回同じ順番で磨いていくことで磨き残しを防ぎましょう。

また、メーカーによって異なりますが、電動歯ブラシは2分間で口腔内全体を磨ききることを想定して設計されています。

30秒ごとに音やフラッシュで知らせたり、2分で自動停止したりする機能もあるため、磨く順番と時間の目安にするとよいでしょう。

5.ヘッドの交換はこまめに

電動歯ブラシでは、おおよそ3か月に1回ヘッド部分を交換します。通常の歯ブラシ同様、毛先が開いた状態では、うまく歯垢を落とせません。もしヘッド部分を交換せずに使用し続けると、雑菌が繁殖して虫歯や歯周病の原因にもなるため、必ず定期的に交換しましょう。

6.デンタルフロスで細かな部分をフォロー

歯と歯の隙間は、虫歯や歯周病が最もできやすい場所と言われています。電動歯ブラシでも、歯と歯の隙間までは磨くことができず、歯垢が残ってしまいます。そのため、電動歯ブラシを使用する前に、歯と歯の間をデンタルフロスなどで掃除しておきましょう。

主な電動ブラシの種類

電動歯ブラシには、主に「振動式歯ブラシ」「反復回転式歯ブラシ」「音波式歯ブラシ」の3種類があります。

振動式歯ブラシ

振動式歯ブラシは、通常の手磨き用の歯ブラシと似た形状の四角いブラシを振動させることで汚れを落とします。歯や歯茎への刺激が少なく、歯に優しいのが特徴です。また、振動音が小さいため、外出先でも使用できます。

振動音と刺激が小さい分、反復回転式に比べると歯垢の除去力は劣りますが、高速で振動するため、手磨きと比べて断然効果的です。

反復回転式歯ブラシ

丸い形状のブラシが回転することで歯垢を落とします。

ブラシが歯を包み込んで回転するため、歯垢の除去力が高く、しっかりと磨けるのが特徴です。反復回転式歯ブラシは、振動式歯ブラシと比べると歯や歯茎への負担が大きいため、毛先を軽く当てることを意識し、くれぐれも強く押し付けないように注意しましょう。

音波式歯ブラシ

音波式歯ブラシは、電動歯ブラシに音波振動を発生させて歯垢を落とします。

音波振動によって発生する高速の水流と細かい泡によって、毛先が触れていない範囲の歯垢もきれいにできます。振動音が小さいため、式歯ブラシと反復回転式歯ブラシ同様、歯ブラシを横にゴシゴシ動かす必要はありません。また、音波式歯ブラシには、超音波式歯ブラシという強力な洗浄力をもつ電動歯ブラシもあります。

音波の力で歯石を除去!
【日本直販オリジナル】音波振動歯ブラシ・プラジール 2

【日本直販オリジナル】音波振動歯ブラシ・プラジール 2

音波振動歯ブラシ・プラジール2は、2分間で口腔内をきれいにしてくれる電動歯ブラシです。通勤・通学前のバタつく朝や残業で帰りが遅くなった夜でも、あっという間に歯磨きができます。

毎分約42,000回の振動力によりたった2分で理想の歯へ

一般的な電動歯ブラシは毎分2,500〜7,500回程度振動するのに対し、プラジール2は、音波によって毎分42,000回もの高速振動を実現しています。この高速振動によってできた細かい泡が、歯と歯の間や歯周ポケットなどに入り込み、通常の歯ブラシや電動歯ブラシでは届かない歯垢まで除去してくれるため、2分間使用するだけで隅々まできれいにできます。

フル充電で最大20日使用可能

音波振動歯ブラシ・プラジール2は、16時間のフル充電で80分間連続して使用ができます。1日2回、それぞれ2分歯磨きをすると仮定すると、フル充電で約20日間の使用が可能です。

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