2024/02/14

口臭対策は何が効果的?原因と予防・ケアの方法も解説

口臭対策は何が効果的?原因と予防・ケアの方法も解説

普段気を使っていても、人と話すときに口臭が気になるという人は多いのではないでしょうか。
もしくは、自分では気付かないうちに周囲に嫌な思いをさせていることもあるかもしれません。

今回は、気になる口臭の対策について紹介します。簡単にできるケアやにおいの原因を解説するので、ぜひ参考にしてください。

気になる口臭の原因

口臭対策をするには、まず口臭の原因を知る必要があります。ここでは、口臭の主な原因を解説します。

口の中が原因のケース

口の中が原因で口臭が発生するケースには、主に下記の7つがあります。

<歯周病>

口臭の原因の中で、最も割合の多いのが歯周病です。
歯周病が進行すると歯と歯茎の間の歯周ポケットが深くなり、細菌がたまりやすくなります。この細菌が代謝を行う過程で発生する硫化水素や、メチルメルカプタンが口臭の原因です。

また、歯周病が悪化すると炎症部に膿が発生し、口臭がより悪化します。歯茎の出血や腫れがある場合は、歯周病の疑いがあるため、一度チェックしましょう。

<虫歯>

虫歯になると、虫歯菌の出す酸の影響によってカルシウムが溶かされてしまい、歯に穴が開きます。その穴に食べかすなどが詰まってしまうことで、歯磨きで除去することが難しくなり、中で腐敗してにおいが発生します。
特に、ひどくなると虫歯によって神経や血管が腐敗してしまい、膿(うみ)が発生することでさらにきつい口臭になってしまうでしょう。

<舌苔(ぜったい)>

舌苔とは、舌表面の凸凹に汚れが付着して白いコケ状になったものです。
はがれた粘膜や食べかす、細菌などから形成されており、細菌がタンパク質などを分解することで口臭の原因につながります。
また、舌苔は虫歯や歯周病の原因にもなるため、注意が必要です。

<ドライマウス>

1日に約1.5Lも分泌される唾液ですが、この唾液が少なくなるドライマウスも口臭の原因の一つです。
唾液には、食べかすを流したり口内の汚れを洗浄したりする働きがありますが、ドライマウスになるとこれらの機能が低下し、口内で細菌が増えることで口臭を発生させます。

<入れ歯・差し歯>

入れ歯や差し歯を使用している場合は、人工歯と歯・歯茎の間に食べかすや汚れがたまることが原因です。
歯周病の原因にもなるため、注意しましょう。

<膿栓(のうせん)>

膿栓とは、のどの入り口にある扁桃(へんとう)に発生します。
「におい玉」とも呼ばれており、膿栓がつぶれると非常に強烈なにおいが発生します。
膿栓の正体は、細菌の死骸や食べかすです。これらが扁桃にある小さなくぼみにたまることで、膿栓が形成されます。

<副鼻腔炎(ふくびくうえん)>

副鼻腔とは、鼻の横や上にある空洞のことです。
細菌やウイルスが感染することで起こる副鼻腔の炎症を副鼻腔炎と言い、鼻の奥に膿がたまることで悪臭が発生します。また、副鼻腔炎によって鼻づまりが発生し、口呼吸が増えることも口臭の原因です。

口の中以外が原因のケース

口の中以外が原因で口臭が発生するケースには、主に下記の4つがあります。

<ダイエット>

特に食事制限などによるダイエットを行い、必要な摂取エネルギーが不足しているケースは注意が必要です。
摂取エネルギーが不足すると、糖の代わりに脂肪酸が分解されて、「ケトン体」という物質が産生されます。
ケトン体には独特の甘酸っぱいにおいがあり、血中に溶け込んだ後、口臭として排出されます。

<飲食物・嗜好品>

飲食物や嗜好品によっても、口臭が発生します。
特に、下記が代表的なものです。

  • アルコール
  • ニンニク
  • タバコ

これらはにおいが残りやすい飲食物・嗜好品ですが、時間の経過とともに口臭は改善されます。
しかし、タバコなどは習慣化してしまうと口臭が改善されないため、注意が必要です。

<空腹>

空腹状態で胃に食べ物がなくなってしまうと、消化液である膵液(すいえき)が分解されガスが発生します。
このガスが血中に溶け込んで呼吸の際に排出されることが、空腹による口臭の原因です。

また、食べ物を咀嚼(そしゃく)する機会が少なくなり唾液の分泌量が減ってしまうことも、口臭の原因につながります。

<胃腸の不調や病気>

胃腸の不調や病気によって胃腸が正常に機能しなくなると、食べ物が胃腸にたまってしまいます。
長時間胃腸にたまった食べ物は、体内で発酵して悪臭を発生させ、口臭の原因になるでしょう。

女性はホルモンのバランスも影響する

女性の場合、生理などによってホルモンバランスが変化することで口臭が発生する可能性があります。
生理前や生理中は、女性ホルモンの一つであるエストロゲンの分泌が少なくなりますが、それに伴って、唾液の分泌量も減少することが原因です。

また、閉経前後も女性ホルモンの減少によって唾液の分泌量が減少します。
妊娠中はホルモンの分泌量が10~30倍になり、なかでもエストロゲンは歯周病菌を増殖させてしまう恐れがあるでしょう。

実際にはにおわないのに口臭がするように感じることもある

実際には口臭がないのに、自分で口臭があると思い込んでしまうことがあります。
心理的口臭症とも呼ばれ、精神面での不安やストレスがある場合や神経質・自責の念が強い人がかかりやすいでしょう。

舌の状態から口臭の原因を考えよう

口臭対策は何が効果的?原因と予防・ケアの方法も解説

舌の状態を確認することで口臭の原因が分かるケースもあります。
以下では、3つの原因別に口臭の原因を解説します。自分の舌の状態と照らし合わせながらセルフチェックしてみてください。

胃腸が原因の場合

<特徴>

口腔内が発酵したような臭いになります。舌全体が赤く、舌の中心にはべっとりとした黄色みがかった苔のようなものがついています。

<症状>
  • 口腔内のネバつき
  • 歯茎の腫れ・出血
  • 唇の乾燥
  • 食べすぎ
  • 便秘もしくは軟便
  • ゲップ・胃痛・胸焼け
  • 顔色の赤み

精神的要素が原因の場合

<特徴>

ストレスが多く、不規則な生活で不眠が重なってしまうと口臭がひどくなります。舌の縁や舌先に赤みが強いのが特徴です。

<症状>
  • 口内炎
  • 口の乾き
  • イライラしやすい
  • 強いPMS症状・生理不順・不正出血
  • 不眠 ・便秘 ・偏頭痛 ・肩こり
  • 目の周りのクマ

乾燥が原因の場合

<特徴>

唾液不足で口腔内が乾燥してしまうことも、口臭の原因にもなります。舌の状態は全体が赤みがかっており、苔が少なく表面が乾燥したり舌表面に亀裂があったりします。

<症状>
  • 口の渇き・乾燥肌
  • 頬骨周辺の赤み
  • 足腰に力が入りにくい
  • 生理不順・不妊・性機能低下
  • 便秘・排尿障害
  • 口内炎
  • 更年期症状によるのぼせ・ほてり
  • 寝汗・多汗
  • 難聴・耳鳴り

日頃から行いたい口臭の簡単なケア

口臭対策は何が効果的?原因と予防・ケアの方法も解説

ここでは、日頃から行いたい口臭対策のための簡単なケアを解説します。
ぜひ、日々の習慣にしてみてください。

簡単な口臭チェック方法

まずは、自分の口臭がどの程度のものかを確認することが重要です。
ここでは、口臭を簡単にチェックできる3つの方法を解説します。

<ビニール袋やコップを使う>
  1. ビニール袋やコップに息を吹き込み蓋をする
  2. 10秒ほど通常通りに呼吸する
  3. 息を吹き込んだビニール袋やコップの中のにおいを嗅ぐ
<舌用ブラシや綿棒を使う>

舌苔は、基本的に誰にでもあります。この舌苔を綿棒で優しくこすり、鼻に近づけてにおいを確認しましょう。

<デンタルフロスや歯間ブラシを使う>

デンタルフロスや歯間ブラシを使って歯の間の汚れを取った後、そのにおいを嗅いでみましょう。

まずは正しい歯磨きの仕方を覚えよう

口臭ケアを行うにあたって、まずは正しい歯磨きの仕方を覚えることが重要です。
歯磨きの際には、主に下記を意識しましょう。

  • 歯磨き粉は1cmほど出す
  • 歯と歯茎の際、歯と歯の間を重点的に磨く
  • ゆすぎは軽く(1回程度)
  • フロスを使う

歯磨き粉にはフッ素が配合されている場合があるため、ゆすぎは軽く1回程度にとどめるとよいでしょう。

積極的に日頃から摂取したい食べ物

ここでは、口臭対策のために日頃から摂取したい、4種類の食べ物を解説します。

<はちみつ>

はちみつには高い殺菌・抗菌効果があるため、舌苔の除去にも有効で、日頃から摂取することで口内環境を正常に保つことができます。

<乳製品>

乳製品に含まれるビフィズス菌や乳酸菌などには、腸の内側をきれいにして腸内環境を整える働きがあります。
腸内環境を整えることで、腸内に食べ物などが残りにくくなるため、口臭を改善する効果が期待できるでしょう。

<フルーツ>

フルーツにはさまざまな酵素が含まれており、それぞれの酵素が口臭を予防・改善するのに役立ちます。
いつもの食事のデザートに追加してみましょう。

<ココア>

砂糖や添加物が含まれていないココアには、口臭予防や歯周病菌を減少させる効果があります。抗酸化作用によって生活習慣病予防もできるため、積極的に摂取しましょう。

舌苔の除去

口臭の原因となる舌苔を除去することで、口臭を改善できます。
舌用のブラシで奥から手前に向かって4回ほどこすり取ると効果的です。1日1回、歯磨きと合わせて行うとよいでしょう。

唾液の分泌を促す

口臭を改善するには、唾液の存在が不可欠です。
ガムやタブレットを噛む、こまめに水分補給を行うなどして、口内の乾燥を防ぎましょう。

また、いびきをかくなど睡眠時に口呼吸をしている人は口が乾燥しやすいため、テープなどで口を閉じて寝るのがおすすめです。

便秘解消

便秘が原因の口臭は、まず便秘を改善することが重要です。水分や食物繊維の摂取、適度な運動などを心がけて腸内環境を整えましょう。

唾液が減ってしまうのはどうすれば改善できる?

口臭対策は何が効果的?原因と予防・ケアの方法も解説

唾液が減ってしまうと「ドライマウス」と呼ばれる症状を引き起こす原因にもなります。
以下ではドライマウスの原因や予防法を紹介するので、参考にしてみてください。

ドライマウスとは

生活習慣などが原因で唾液の分泌量が減ってしまい、口腔内が乾燥した状態になる症状です。別名「口腔乾燥症」という名称がついています。
通常1日に分泌される唾液の量は1~1.5ℓと言われていますが、ドライマウスの場合は唾液量がその半分以下になってしまいます。

ドライマウスの原因

薬や病気の影響以外にも、さまざまな原因が考えられます。
特に多い原因は「加齢」です。加齢に伴って唾液をつくるための唾液腺の機能が低下し、唾液量の減少が引き起こされます。
また、大きさが合わない入れ歯の使用や、虫歯による咀嚼回数の減少のほか、ストレスも唾液の分泌量が減る原因になります。

ドライマウスになりやすい人

一般的にドライマウスは、50歳以上の女性に多いと言われています。
唾液の分泌量は女性ホルモンの影響を大きく受けるため、妊娠や閉経によってホルモンバランスが乱れると唾液量が減ってドライマウスになることがあります。

ドライマウスの予防方法

以下ではドライマウスの予防に効果的な方法を5つ紹介するので、自分の生活に取り入れやすい方法を試してみてください。

<規則正しい生活>

ドライマウスの予防法のひとつとして、規則正しい生活を送ることが挙げられます。
食事や睡眠が不規則になると、自律神経のバランスが乱れて唾液の分泌量にも影響してしまいます。

7時間以上の睡眠時間をしっかり確保したり、3食決まった時間にご飯を食べたりするなど、睡眠や食事にも気を遣いましょう。

<噛む回数を増やす>

よく噛むことで唾液腺が刺激されて、唾液量が多くなります。
反対に、柔らかいものばかりを食べたり10回も噛まずに水分で流し込んでしまったりすると、唾液が減る原因につながります。
なるべく硬くて食べ応えのある、栄養豊富な食材を摂取しましょう。
また、間食やおやつにガムを噛むのもおすすめです。

<ストレス対策>

ストレスが溜まると自律神経が乱れて交感神経が活発になり、唾液の分泌量が減る原因になります。

また、粘液性の高い唾液が分泌されて、口腔内が乾燥しやすくなることもあります。ストレスを減らすためにのんびり過ごす時間を作ったり、趣味の時間をとってリフレッシュしたりしてみてください。
精神的に安定すれば、副交感神経が活発になり唾液が出やすくなります。

<マッサージ>

マッサージによって唾液腺が刺激されると、唾液の分泌量が増えます。
耳の下にある「耳下腺」や、顎と首のちょうど中間にある「顎下腺」には大きな唾液腺があるため、指でやさしくなでるように触ってマッサージしてみてください。
強く押しすぎると、皮膚を傷つける原因になるので注意しましょう。

<お酒を減らして水分をこまめに摂取する>

アルコールを過剰に摂取すると利尿作用が働くため、体内の水分が奪われてしまいます。
その影響で唾液の分泌量も減ってしまうことがあるため、お酒はほどほどにして水をこまめに摂取することを心がけてください。
カフェインが含まれるお茶やコーヒーではなく、なるべく水を飲むのが効果的です。

気になる症状があれば医療機関に相談しよう

口臭以外に気になる症状があれば、まずは医療機関に相談してみましょう。
口臭だけでなく身体的な不調がある場合は、治療を優先的に行う必要があります。
セルフケアでもなかなか口臭が改善されない場合は、歯科や内科で検査を受けてみるのもおすすめです。

すぐに実践できる!口臭が気になるときの即効ケア

どうしても「すぐに口臭ケアしたい」という場合もあるでしょう。
以下では、そんなときにおすすめの即効ケアを解説します。

口臭ケアに効果がある食べもの

<乳製品>

乳製品は、ニンニク臭などの口臭改善に役立ちます。
乳製品に含まれるタンパク質がニンニクのにおいのもとであるアリシンを抑えるため、口臭を減らすことができるでしょう。

<ハイカカオのチョコレート>

ハイカカオのチョコレートも、ニンニクなどのにおいを抑制できます。
アリシンはポリフェノールによって分解されるため、ポリフェノールが多く含まれるハイカカオのチョコレートは口臭対策に効果的です。

<リンゴ>

リンゴには、プロシアニジンやカテキンなど、口臭予防に効果的なポリフェノールが含まれています。
また、リンゴを食べる際にかじることで歯の表面に付着した汚れを落とす効果もあるため、口臭ケアにピッタリです。

<緑茶・番茶>

緑茶や番茶にも、多くのカテキンが含まれています。そのため、高い消臭効果や殺菌効果が期待できるでしょう。

いざというときにも安心したいなら

口臭が気になりやすい人はガムを持ち歩いておくとよいでしょう。
ガムを噛むことで唾液の分泌が促され、細菌の活動を抑制するため、即効で口臭ケアができます。

また、ガム以外に水を飲むことでも口臭が抑えられるので、好みやTPOに合わせて使い分けてください。

口臭以外の体臭や汗のにおいケアもできる飲むフレグランス

ここでは、口臭はもちろん、体臭や汗のにおいケアもできる「飲むフレグランス」について解説します。

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血行やデトックスにも働きかけることができ、口臭ケアだけではなく健康・美容にも効果的です。

購入するなら定期購入がお得

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通常購入では税込価格が1個3,070円に対して、定期購入は2,453円です。次回お届け日の1週間前までに電話するだけで解約ができるため、ぜひお得な定期購入をお試しください。

まとめ

誰しも一度は、口臭を気にしたことがあるでしょう。即効性のあるケアもありますが、あくまでも効果は一時的です。
日頃の歯磨きなどの口内ケアや生活習慣、食事習慣などを改善して、口臭予防を行いましょう。この機会に、口臭・体臭ケアに効果的な「飲むフレグランス 吐息は薔薇」もお試しください。

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