タオルケット選びはここに注目!おすすめの今治タオルケットも最後にご紹介
さらっとした触り心地で暑い時期にも大活躍するタオルケットは、1人1枚は持っておきたいアイテムです。
しかしタオルケットにもさまざまな種類があり、適当に選ぶと使い心地が悪く感じるかもしれません。そのため、素材や品質は必ずチェックしておきましょう。
今回は、タオルケットを選ぶ際に知っておきたいことや選び方のほか、高品質なブランドタオルとしても有名な今治のタオルケットのおすすめも紹介しますので、ぜひご一読ください。
タオルケットとは
そもそもタオルケットとはどのようなものなのでしょうか。他の生地との違いも含めて確認していきましょう。
タオルケットとは?
タオルケットとは、日本特有の呼称であり、「タオル」と毛布を意味する「ブランケット」を組み合わせてできた和製英語です。
タオル地の寝具として1960年代に発売されて以降、家庭を中心に人気を集め、今では夏の定番アイテムとなりました。タオルケットのヒットによりタオル生地の需要が急速に拡大したことが、今治が生産量日本一のタオル産地になったきっかけとも言われています。
タオルケットの特徴
タオルケットの主な素材は綿(コットン)で、吸水性・吸湿性・通気性に優れているのが特徴です。
また軽量で圧迫感が少ないことから、夏場の寝苦しい夜に重宝されています。適度な保温性もあるため、冷房による寝冷えを防止できるほか、他の寝具と組み合わせることで1年中使えるでしょう。洗濯がしやすく、気軽に使える点もメリットです。
ただし、多くは天然素材で作られていることから糸が抜けやすく、一般的な掛け布団に比べて耐久性が低い傾向にあります。
タオルケットとガーゼケットの違い
タオルケットと同じく夏の寝具として人気のあるガーゼケットですが、タオルケットよりも軽く薄いのが特徴です。
ガーゼケットは薄いガーゼを何層にも重ねて作られており、綿(コットン)やシルク、リネンなどの天然素材を使用しています。また通気性も高いため、寝汗をかいてもさらっとしています。しっとりとして重厚感のあるタオルケットに比べ、軽やかな肌触りを実感できる点が大きな違いと言えるでしょう。
タオルケットと通常のタオルとの違い
バスタオルやフェイスタオルは吸水性に優れている一方、吸湿性や保温性はそれほど高くないため、寝具には向いていません。
また、寝具にするには大きさが足りず、掛け布団として用いるには不十分です。
タオルはあくまでも全身や体の一部を拭くものなので、就寝用には専用のタオルケットを購入しましょう。
タオルケットの選び方
タオルケットは、使用するシチュエーションに応じて最適なサイズを選ぶことが大切です。
また、素材や織り方によっても使用感や肌触りが変わります。それぞれに注目し、自分好みのタオルケットを選びましょう。
サイズで選ぶ
タオルケットのサイズは、使用人数や用途で選びましょう。主なサイズの特徴は、以下の通りです。
シングルサイズなら子ども2人分の余裕があり、大人1人でもゆったりと使えるでしょう。メーカーによって差はありますが、幅140cm×長さ200cmのサイズが一般的です。
ダブルサイズは幅210cm×長さ190cmである場合が多く、大人2人が余裕をもって使える大きさです。親子で使う場合や、1人でゆったりと使いたいときにも適しています。ただし、最近では商品化されているものが少ないため、見つからない場合はその他のサイズを検討してみましょう。
クイーンサイズやキングサイズは、幅と長さが200cm以上あるため、大人2人に子どもを加えての使用もできます。ただし需要が低く、あまり製造されていません。ダブルサイズ以上のタオルケットを使いたい場合は、シングルサイズを2枚用意するなどして調整するとよいでしょう。
ハーフサイズとは、シングルを半分にした幅140cm×長さ100cmの大きさを指します。ひざ掛けの代わりや子どものお昼寝に使えるほか、羽織ったり持ち運んだりするのにも便利です。
素材で選ぶ
タオルケットには主に4種類の素材が使われ、それぞれで質感や機能も異なります。好みはもちろん、使用する場面や季節も踏まえて選びましょう。
綿(コットン)は、タオルケットに最も多く使われている素材です。表面がなめらかでやわらかいため、肌への摩擦が気になる方や子どもがいる家庭に向いています。また、吸水性・通気性・耐久性が高く、蒸れにくく長持ちしやすいのも特徴です。商品が豊富で、値段もリーズナブルであることから、好みのものを見つけやすい点もメリットと言えるでしょう。
ただし、熱に弱く乾燥機を使用すると縮む可能性もあるため、注意が必要です。
麻(リネン)は、綿よりも繊維が太く硬いため、サラリとした質感が好みの方におすすめです。通気性と吸湿性に優れ、夏場でもべたつかず清涼感が感じられます。汚れが落ちやすく、速乾性・耐久性もあることから、子どもがいる場合や洗濯頻度が高い家庭にも最適です。一方で色落ちしやすいため、洗濯の際は白い衣類などと分けて洗うようにしましょう。
レーヨンやポリエステルなどの化学繊維を使ったタオルケットは、さまざまな機能が付加されており、心地よい睡眠をサポートしてくれるのが魅力です。たとえば冷感タイプのものであれば、夏場でもひんやり涼しく、寝苦しさを軽減できるでしょう。ただし、吸水性が低い素材のため、蒸れやすい点がデメリットです。
2種類の異なる繊維を混合したミックス素材は、それぞれのメリットを得られるのがポイントです。素材の組み合わせによって質感や機能性が異なるので、自分に合ったものを選ぶとよいでしょう。
織り方で選ぶ
タオルケットのデザインを楽しみたい場合は、織り方にも注目してみましょう。織り方によって肌触りや耐久性にも違いが出るため、好みに合ったものを選んでみてください。
シャーリングは、パイルのループ状になっている箇所を均一にカットすることで、表面に光沢となめらかさを出した織り方です。他の織り方と比べて吸水性は劣るものの、ビロードのような肌触りを実感できるうえに、高級感やデザイン性にも優れています。また生地がほつれにくく、長持ちしやすい点もメリットです。
ジャカードは生地両面にパイルのループを織り出す織り方で、吸水性の高さと厚みのあるふんわりとした肌触りが特徴です。そのため、夏だけでなく寒い季節にも使えるでしょう。適度な重量感と高級感があり、糸を織り込むことで模様を表現しているので、デザインが立体的で色落ちしにくいのもよい点です。
糸を縦と横にクロスさせ、ワッフルのような凹凸の形に織り込む技法をワッフル織りと言います。立体感があり、ふわっとしたやわらかい肌触りが魅力です。また、肌に触れる面積が少ないため、敏感肌の方や赤ちゃんの寝具にも使えるでしょう。糸抜けしにくいうえに乾きやすく、耐久性・保温性に優れているのもメリットです。
タオルの代表的な織り方として知られるパイル織りは、安価でバスタオルのような弾力とふわふわの肌触りを実感できます。吸水性に長けており、使い勝手のよさが魅力です。ただしほつれやすいため、耐久性はそれほど高くありません。ほつれた部分をカットするなどして、範囲を広げないようにするとよいでしょう。
マイヤー織りは、縦横で構成された地糸にパイルを絡ませて織るため、ほつれにくく丈夫で長持ちしやすいのが特徴です。綿と化学繊維のミックス素材を使うものが多く、しなやかで肌によく馴染みます。吸水性と速乾性が高いことから、あらゆる用途に使えるでしょう。
その他
品質の高さを求めるのであれば、産地やブランドなどの要素も含めて検討してみましょう。特に、タオルブランドとして有名な今治のタオルケットはデザイン性も高く、普段使いのものから贈答用までさまざまな商品が販売されています。耐久性にも優れているため、長く愛用できるでしょう。
おすすめ今治タオルケット
最後におすすめの今治タオルケットを紹介します。普段使いからプレゼントに最適なものまで幅広く紹介するため、タオルケットを選ぶ際の参考にしてください。
今治産厚手&大判タオルケット
独特のやわらかい肌触りと優れた吸水性をもつ今治産のタオルケットで、夏場の汗をしっかりと吸収し、寝冷えを防いでくれます。厚手で保温性に長けているため、寒い時期にもお使いいただけるでしょう。大人もゆったりと使える便利な大判サイズです。
サイズ | 幅150cm×長さ210cm |
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価格(税込) | 【1枚】6,600円 【2色組】12,100円 |
素材 | 綿100% |
カラー | ピンク・ブルー |
今治タオル多色使いタオルケット
今治タオルの中でも珍しい鮮やかな多色使いで、繊細なオーナメント柄が高級感を演出しています。やわらかさに加え厚みもあるため、1年を通じてお使いいただけるでしょう。2色組で大変お得です。
サイズ | 幅140cm×長さ190cm |
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価格(税込) | 【1枚】8,240円 【2色組】13,190円 |
素材 | 綿100% |
カラー | ピンク・ブルー |
まとめ
タオルケットはサイズや素材、織り方に注目して自分に合った商品を選ぶことが大切です。 日本直販では、シングルから大判サイズ、高級素材までさまざまなタイプのタオルケットを販売しています。お得なセットも販売していることから、お気に入りのタオルケットをお選びいただけるでしょう。ネットショッピングはもちろん、電話やFAXでのご注文・お問い合わせも可能なため、ぜひお気軽にご利用ください。