2024/05/13

ウコンとは?成分や肝臓機能への効果について

ウコンとは?成分や肝臓機能への効果について

ウコンはその健康効果から、世界中で注目を浴びている食品です。主成分であるクルクミンのほか、ミネラルや食物繊維が豊富に含まれており、肝臓の機能向上や食欲増進、血流改善などさまざまな効能があると言われています。

本記事では、ウコンの特徴や成分、健康への効能などと併せてウコンサプリも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

ウコンとは

はじめに、ウコンの種類や歴史、生産地、含まれる成分などウコンの特徴を解説します。

ウコンとは

ウコンは、インドや熱帯アジアに広く生息しているショウガ科クルクマ属に分類される多年生植物です。50種を超える品種が存在すると言われており、日本では、主に春ウコン・秋ウコン・紫ウコン・黒ウコンの4種類が栽培されています。

英名はターメリックで、カレーに使用されるスパイスとしても有名です。ウコンに含まれる黄色い色素クルクミンは、着色料として古くから着物などの染料に使用されてきました。

また、ウコンにはさまざまな健康効果があることから漢方以外にも、伝統的な医療法であるアーユルヴェーダやジャムーとしても活用されています。
近年では、成分や特性に関する研究が進んでおり、ウコンを食事やサプリメントなどで摂取することの意義はますます大きくなっていくでしょう。

ウコンの種類

<春ウコン>

沖縄の西表島に生息しているウコンで、春に花を咲かせることから「春ウコン」と呼ばれています。生薬名は「姜黄(きょうおう)」で、根茎の断面は黄色です。クルクミンの含有量は少なめですが、100種類以上の精油成分が含まれており、カリウムやカルシウム、鉄、マグネシウムなどのミネラルと食物繊維を豊富に含みます。

<秋ウコン>

生薬名が「鬱金(うこん)」ですが、秋に花を咲かせることから「秋ウコン」と呼ばれ、沖縄で広く栽培されています。カレー粉やたくあんの色付けとして食用に使用されたり、着物の染料として利用されたりするのに使われるウコンです。健康維持の効果が期待できるクルクミンの含有量は春ウコンのおよそ10倍以上含まれており、根茎の断面はオレンジ色をしています。強力な抗酸化作用や、肝機能向上などの効果が注目されている種類です。

<紫ウコン>

屋久島や沖縄で栽培されており、根茎の断面が紫色であることから「紫ウコン」と呼ばれています。夏に花を咲かせることから夏ウコンとも呼ばれる種類で、生薬名は「莪朮(がじゅつ)」です。紫ウコンはクルクミンを含有しませんが、ミネラルやアントシアニンを多く含み、古くから漢方薬として愛用されてきました。健康促進や美容効果が期待され、テレビ番組によって注目を集めてからは、ダイエット食品としての人気も高まっています。

<黒ウコン>

根茎の断面が黒に近い紫色をしていることから黒ウコンと呼ばれ、日本では沖縄で栽培されています。少量のクルクミンやミネラルの一種であるセレン、ポリフェノールの一種であるアントシアニンも含まれているのが特徴です。これらの成分は、免疫力のサポートや細胞の健康を促進する役割があると言われています。

ウコンの歴史

原産地である東インド地方で、ウコンの栽培が始まったのは紀元前970年頃です。日本には、室町時代の16世紀頃、中国から琉球王朝へ伝わったとされています。

当時の琉球では、高貴薬や着物の染料、食品の着色料として使われ、王朝専売品として珍重されていたようです。そのため、民間での栽培は禁止されていましたが、琉球王朝が薩摩藩の支配下に入った1609年以降に全国へ流通するようになり、染料や生薬として広く用いられるようになりました。

ウコンの生産地

ウコンはインドや中国、タイ、インドネシアなどで栽培されている熱帯植物です。最も多くの生産量を誇るインドでは、年間約35万tが生産されており、特に暑い南部で育てられています。1年中栽培が可能なウコンですが、雨季である7~1月は畑が水浸しになるため、植え付けは乾季である6月に行い、収穫は2~4月にかけて行われます。
日本では沖縄や鹿児島などで主に栽培されており、特に沖縄は日本国内で最も多くウコンを生産している地域です。

ウコンに含まれる成分と性質

ウコンに含まれる主要な成分といえば、クルクミンが挙げられます。クルクミンは、カレー粉のスパイスとして使われるターメリックに含まれている黄色い色素で、ポリフェノールの一種です。鮮やかな黄色をしており、古くから食品の着色料や衣料の染料として広く用いられてきました。香りや辛みはほとんどなく、若干の土臭さを感じるほろ苦い味が特徴です。
また、クルクミン以外にカンファーやシネオールなどの精油成分、リン、鉄、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルも豊富に含まれています。

ウコンの効能

ウコンとは?成分や肝臓機能への効果について

ここからは、健康維持効果が期待できるウコンの効能を紹介します。

肝機能向上

一般的に知られているウコンの肝臓への効能は、「肝機能向上」と「胆汁の分泌促進」です。
肝臓は、脂肪の消化と吸収を助ける胆汁を生成しますが、ウコンはその胆汁分泌を促進し、解毒作用を高め、肝臓機能を向上させるとされています。とある実験では、2型糖尿病患者の肝臓保護にも効果が期待できるという結果もありました。

ただし、ウコンを使用した健康食品は鉄分などの含有量が高く、肝臓に負担をかけてしまうものがあるという報告もあります。流通するサプリメントの中には、種類の異なるウコンを使用したものや品質管理が悪いものもあるため、よく確認してから購入することが大切です。
また、食事で摂取する以上の濃度の摂取や長期間にわたって摂取することは避けるようにしましょう。

食欲増進

ウコンには胃の活発な働きを助け、食欲を増進する効果もあると言われています。消化不良の症状がある患者116人を対象にした試験では、ウコンを7日間摂取することで症状の改善が見られました。さらに、胃液の分泌を促進することで、胃粘膜を保護する働きもあるとされています。
このように、ウコンには胃の働きを促進し、健康的な食欲を促すとされているため、消化不良や胃の不快感を軽減するために効果的です。

血流改善

ウコンには、血中の悪玉(LDL)コレステロールの酸化を抑制する働きがあるため、コレステロール値を下げ、血流を改善する効果があると言われています。
特に、クルクミンにはマクロファージによる悪玉コレステロールの取り込みを防ぎ、大動脈のコレステロールの排出を促進し、動脈硬化を抑制する作用が確認されています。
そのため、ウコンを摂取することで健康な血管機能を維持し、脳卒中や心臓病のリスクを軽減する効果も期待できるでしょう。

免疫力向上

ウコンには、炎症抑制作用や抗菌作用などがあり、免疫力を向上させる効果もあるとされています。具体的には、ウコンの成分が活性酸素の発生や白血球の一種である好中球の活性化を抑え、抗酸化酵素の働きを保つことで、炎症を引き起こす物質の生成を抑えます。
他にも、細菌や真菌の成長抑制やウイルスの働きを阻害する抗菌作用があり、免疫機能をサポートする役割を果たしているのです。
加えて、ウコンに含まれるクルクミンには強力な抗酸化作用もあるため、体内の酸化ストレスを軽減する効果も期待できます。

整腸作用

食物繊維が豊富に含まれていることもウコンの特徴です。
食物繊維は、腸内細菌のエサとなり、腸内環境の改善を助けるほか、腸内で水分を含んで膨らみ、便通をスムーズにする役割を果たします。また、善玉菌の増殖を助け、腸内細菌のバランスを整える効果も期待できるでしょう。便秘の改善や消化をサポートしたいときには、ウコンを取り入れてみるのがおすすめです。

脳機能活性

最新の研究によれば、ウコン入りのカレーを食べることで脳の特定部位が活性化し、IQが7上昇したと報告されています。また、カレーとコントロール食を摂取した後に実施したテストでは、脳が活発に働き、問題解決能力が向上したという結果も示されました。
加えて、クルクミンは病気の原因となるたんぱく質の蓄積を防ぐとされ、アルツハイマー病の予防につながる可能性も示唆されています。

健胃作用

ウコンには、健胃作用があることも報告されています。消化不良の患者にウコンを摂取させた研究は、以下の通りです。

消化性潰瘍(かいよう)のある患者25人に12週間ウコンを摂取させた場合、70%以上の患者の潰瘍が消失しました。また、びらん・胃炎・消化不良のある患者20人に4週間ウコンを摂取させた場合、腹痛などの症状の改善が認められたことも報告されています。
この結果から、ウコンが胃の健康をサポートする可能性は高いと言えるでしょう。

日本直販で人気のウコンサプリ「沖縄産トリプルウコンEXプラス

沖縄産トリプルウコンEXプラス 1本1,000粒約2か月分

最後に、日本直販で人気の安心して摂取できるウコンサプリを紹介します。シリーズ累計販売本数は143万本以上で、ウコンの健康効果を手軽に摂取できる商品として多くの方にご愛用いただいているサプリです。

商品の概要

「沖縄産トリプルウコンEXプラス」は、沖縄産の春ウコン・秋ウコン・紫ウコンの3種を贅沢に配合したウコンサプリです。クルクミンは、一般的なウコンドリンクやサプリメントの約4倍配合しています。さらに、ポリフェノールが豊富な長命草やビタミンCとクエン酸を多く含むシークヮーサー、ミネラル豊富なゴーヤをブレンドしました。

小さくて飲みやすいタブレット形状で、特有のにおいや味がないので、飲み続けやすいでしょう。1本あたり1,000粒、およそ66日分入りです。1日10~15粒を目安にお召し上がりください。

また、鉄含有量は1日摂取目安(15粒)あたり0.070215mgで、鉄調整機能が低下している肝炎患者の摂取制限値1日6mgを大幅に下回るため、安心して摂取していただけます。

商品の特徴

新たに沖縄・与那国島産の高品質な長命草をブレンドしてリニューアルしました。長命草は、セリ科の多年草で、健康維持と美容効果に優れた成分であるビタミンやミネラル、食物繊維、ポリフェノールを含んでいます。

特に、美容成分の代表格であるポリフェノールの含有量は、ゴーヤの約8倍と豊富です。飲み続けることで、いつまでも若々しく健康的な体を目指していただけます。

お得な定期購入

お届けペースが選べる定期コースなら1本から購入できるほか、送料無料でお得にお買い求めいただけます。1か月、2か月、3か月とお好みの間隔から選べ、毎回注文する手間も省ける便利なサービスです。

さらに、お得な情報を受け取りたい方には、メルマガ会員特典もご用意しています。日本直販のメルマガ会員なら、通常価格からさらに5%offで購入可能です。

まとめ

ウコンは、ポリフェノールの一種であるクルクミンを主成分とし、ミネラルや食物繊維も豊富に含有しているため、健康維持や美容効果におけるさまざまな効能が期待できます。手軽に摂取できるサプリメント「沖縄産トリプルウコンEXプラス」を活用して、若々しく健康的な体を手に入れましょう。

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