2023/11/30

湯たんぽは充電式がおすすめ!湯たんぽの効果や選び方を解説

湯たんぽは充電式がおすすめ!湯たんぽの効果や選び方を解説

寒い季節には防寒グッズが欠かせません。しかし最近は、電気代の高騰などで暖房を利用しにくいと思っている方も多いのではないでしょうか。そこで、便利な湯たんぽはいかがでしょうか。

今回は、湯たんぽの効果や選び方について解説しますので、湯たんぽ選びに迷っている方はぜひご一読ください。

湯たんぽを使うメリット

電気代の高騰などで、湯たんぽの使用を検討している方もいるのではないでしょうか。
まずは、湯たんぽを使うメリットを4つ紹介します。

乾燥しにくい

湯たんぽはエアコンなどの電気暖房とは違い、肌や空気を乾燥させる心配がありません。

空気が乾燥する理由は、主に温度と湿度の関係にあると言われています。空気に含むことが可能な水分の量は空気の温度によって変わるため、温度が高いほど多くの水分を含みます。しかし、冬はそもそも室温が低く、空気に含むことができる水分量はそれほど多くありません。加湿なしでは空気中の実際の水分量は変わらず、温度が上がっても水分を含めないことから、部屋が乾燥しやすくなります。

湯たんぽは部屋全体を温めるパワーはありませんが、空気を乾燥させる心配もありません。空気の乾燥による肌やのどの乾燥や不調が心配な方も、湯たんぽなら安心して使用できるでしょう。

持ち運びやすい

湯たんぽは他の暖房設備とは違い電源がいらず、軽量で持ち運びが簡単です。女性や子ども、高齢者でも使いたい場所に持っていくことができ、簡単に温まることができます。寝室はもちろん、リビングやデスク、車内・屋外でのキャンプでも使いたい場所で自由に使えます。

湯たんぽにはお湯を入れるタイプや充電式、電子レンジ式など、さまざまなタイプがありますが、持ち運び重視なら充電式が便利でしょう。

体を芯から温める

ゆっくり時間をかけて体の芯から温めるのも湯たんぽのメリットです。体の芯とは、体の最も深いところにある「大腰筋(だいようきん)」を指します。

体の表面を温めるだけでは冷えやすく、一時的な効果しか得られません。しかし、時間をかけて体を温めると冷えにくく、リラックス効果や疲労回復、血行促進、安眠効果などが得られます。特に冷え性の人は、体の芯を温めることを意識するようにしましょう。「血流の多いところ」や「筋肉量の多いところ」を暖めると血行が促進しやすく、体が暖かくなるのを実感しやすいはずです。

たとえば、お腹に湯たんぽを当てると、暖められた血液が全身をめぐって、体全体がぽかぽかします。寒い日だけでなく、月経痛がつらいときにも役立つでしょう。他にも、下半身の冷えが気になる場合は、大きな筋肉がある太ももやお尻に湯たんぽを当てると効果的です。筋肉は熱を蓄える性質があるため、足先を直接温めるよりも即効性があり、効果が持続します。椅子に座って湯たんぽを太ももに乗せたりお尻の下に置いてみたりしましょう。

体にフィットする

湯たんぽにはさまざまな大きさや素材があるので、体にフィットするものを選びやすく、子どもから大人まで使いやすいのもメリットです。

なかでもゴムやシリコン製の湯たんぽはやわらかく、膝の上や足元、腰、お腹など、温めたい部分に優しくフィットします。保管時は丸めてコンパクトに収納できるのも嬉しいポイントです。

湯たんぽの種類

湯たんぽの素材にはさまざまな種類があります。ここではそれぞれの特徴を解説するので、好みや用途に合うものを選んでください。

金属製

昔からある金属製の湯たんぽには、トタンやブリキ素材、メッキ鋼板、銅が使われています。素材によっては高額ですが、耐久性が高く、熱伝導率もよいのが特徴です。

金属製湯たんぽの使い方はシンプルで、70~80度程度のお湯さえあればすぐに使えます。湯たんぽを縦に置き、火傷しないように注ぎ口からゆっくりとお湯を注いでふたをするだけです。このときに、お湯が少なすぎるとすぐにぬるくなってしまうので、注ぎ口から水面が見える程度まで注ぎましょう。湯たんぽにお湯を入れて準備ができたら、専用のカバーに入れて使います。

なお、金属の素材によっては直接火にかけられるものもあり、お湯を交換しなくても温め直すことができるので便利です。

陶器製

陶器製の湯たんぽは金属製のものに比べて熱伝導率が低いため、低温やけどなどのリスクが低く、冷めにくいのが特徴です。小さな子ども、高齢者、ペットなどにも安全性が高く、安心して使えるでしょう。陶器の原料である土には遠赤外線効果もあると言われているので、体を芯から均一に温めてくれます。寝る前にお湯を入れて布団の中で使えば一晩中温かく、朝まで温かさを保てるでしょう。さらに、陶器には保湿効果もあるので、冬の乾燥した季節にぴったりです。

ただし、陶器は他の素材に比べて重く、衝撃に弱いデメリットがあります。ベッドなどで使う際には落とさないよう注意しなければなりません。

プラスチック製

陶器製に比べてコストパフォーマンスと軽さに優れ、手軽に購入できるのがプラスチック製の湯たんぽです。成形しやすく比較的価格が安いプラスチックは、デザイン性も優れているので、好みのものが見つかりやすいでしょう。

一方、プラスチック製は高温に弱く、熱湯が使えません。また、長時間の使用が難しいことや、暖かさが物足りないと不満に感じやすい傾向にあります。

とはいえ、価格が安く軽いので、湯たんぽを使った経験がなく一度試しに使ってみたい方や、持ち運んでデスクや車内で気軽に使いたい方におすすめです。

ゴム製

ゴム製やシリコン製の湯たんぽはやわらかく、形状が変わるので体にフィットするため、使い勝手のよさが特徴です。プラスチック製の湯たんぽと同様に価格が安いので、選択肢が広いのもメリットでしょう。

さらに、夏場は氷を入れて氷枕として使うこともでき、使用しないときはコンパクトに丸めて収納することも可能です。

ただし、高温に弱く60~80°Cのお湯までしか使えない点や、天然ゴムの場合はラバー特有のにおいがある点に注意が必要です。形状が変わって自立しない湯たんぽの場合は手に持ってお湯を注ぐため、不便に感じるかもしれません。

その他の特殊素材

最近では、ウェットスーツ素材、ジェル、セラミックビーズなど特殊な素材を使った湯たんぽも販売されています。素材によって特徴が異なるので、ご自身の好みに合ったものを選びましょう。

主な特殊素材の特徴は下記の通りです。

素材 特徴
ウェットスーツ素材
  • ・断熱性・保温性が高い
  • ・布やタオルでくるむ必要がない
  • ・コンパクトに折りたためる
ジェル
  • ・電子レンジで加熱できる
  • ・やわらかく体にフィットしやすい
  • ・リーズナブル
  • ・中身が漏れない
小豆・セラミックビーズ
  • ・電子レンジで加熱できる
  • ・保温性・保湿性が高い
  • ・サイズ展開が豊富

湯たんぽの選び方

続いて、湯たんぽの選び方を紹介します。 湯たんぽの素材によって保温時間や加熱方法が異なるため、特徴などを比較して使いやすいものを選びましょう。

こちらでは、比較しておきたい4つのポイントを解説します。

素材

湯たんぽの素材によって特徴が異なるので、希望する特徴があるものを選びましょう。

湯たんぽの主な素材別の特徴は下記の通りです。

素材 特徴
金属製
  • ・耐久性が高く、熱伝導率がよい
  • ・トタンやブリキ素材、メッキ鋼板など昔ながらの素材でできている
  • ・素材によっては直接火にかけられる
陶器製
  • ・金属製のものに比べて熱伝導率が低い
  • ・低温やけどなどのリスクが低い
  • ・保温・保湿効果があり、冷めにくい
  • ・他の素材に比べ重く、衝撃に弱い
プラスチック製
  • ・軽い
  • ・リーズナブル
  • ・持ち運びやすい
  • ・高温に弱く、熱湯が使えない
ゴム製
  • ・体にフィットしやすい
  • ・リーズナブル
  • ・持ち運びやすい
  • ・氷枕にもなる
  • ・高温に弱く、熱湯が使えない
ウェットスーツ素材
  • ・断熱性・保温性が高い
  • ・布やタオルでくるむ必要がない
  • ・コンパクトに折りたためる
ジェル
  • ・電子レンジで加熱できる
  • ・やわらかく体にフィットしやすい
  • ・リーズナブル
  • ・中身が漏れない
小豆・セラミックビーズ
  • ・電子レンジで加熱できる
  • ・保温性・保湿性が高い
  • ・サイズ展開が豊富

デザイン

湯たんぽには、シンプルなものから可愛らしいものまで、さまざまなデザインがあります。使いたいシーンや場所の雰囲気を壊したくない場合は、最適なデザインを選ぶことで湯たんぽがあっても違和感をなくせるでしょう。

たとえば、自宅のリビングで使うなら他のインテリアと調和がとれるおしゃれなデザインのもの、デスクで使うなら足元にフィットするコンパクトでシンプルなデザインのものが使いやすいです。使いたいシーンに合わせて複数購入するのもよいでしょう。

保温時間

一般的に湯たんぽのサイズは、大きいほうが保温時間も長くなる傾向にあります。長時間温めたい方や、こまめにお湯を入れ直すのが手間に感じる方は、大きめのサイズを選ぶとよいでしょう。

使い方によっても保温時間が異なり、布団の中で使うほうが湯たんぽ周りの空気が暖かいので、カイロのように体に当てて使うよりも保温時間は長いでしょう。保温時間と好みのサイズ、用途に合わせて選ぶことが大切です。

最近では、充電式の湯たんぽも多く発売されており、短い充電時間で保温時間はおおむね8時間程度と、朝までしっかり温めてくれる機能性の高さが注目されています。

加熱方法

湯たんぽの代表的な加熱方法は、熱湯式・充電式・電子レンジ式の3種類です。
ここでは、それぞれのメリット・デメリット・注意点を紹介します。

加熱方法 メリット デメリット 注意点
熱湯式
  • ・好みの温度で使える
  • ・素材によっては保温時間が長い
  • ・お湯を準備する手間がかかる
  • ・お湯漏れの可能性がある
  • ・湯量を守り火傷に注意する
充電式
  • ・準備が簡単
  • ・充電時間が短いものもある
  • ・軽いものが多く持ち運びやすい
  • ・電源のない場所では使えない
  • ・充電時に傾けない
電子レンジ式
  • ・準備が簡単
  • ・安価
  • ・手軽に使える
  • ・電子レンジが必要
  • ・ワット数や加熱時間を守る

また、金属製などは種類によっては直火で温められるものがあります。使いたいシーンによって適したものを選んでください。
※直火で温める場合は、必ず説明書などを確認してください。

湯たんぽは充電式がおすすめ

湯たんぽは充電式がおすすめ!湯たんぽの効果や選び方を解説

湯たんぽは、短い充電時間で一晩中使える充電式がおすすめです。
ここでは、充電式湯たんぽのメリットや注意点などを解説します。

充電式湯たんぽのメリット

充電式湯たんぽのメリットは、下記の通りです。

  • お湯が不要で準備も簡単
  • 軽く持ち運びにも便利
  • 約15〜20分の充電時間で最長6〜8時間ほど温かさをキープできる
  • USBタイプの充電式ならオフィスでも使いやすい

充電式湯たんぽならお湯が必要ないので、あらかじめ充電しておけば「使いたい」と思ったときにすぐ使えます。熱湯で火傷をする心配もないので、子どもや高年齢の方も安心して使えるでしょう。

充電式を選ぶ場合は電源ユニットに注意

便利な充電式湯たんぽですが、選ぶ場合は電源ユニットに注意してください。

充電方法はコンセントタイプとUSBタイプが多く、それぞれ特徴が異なります。コンセントタイプはパワフルなため、高めの温度で長時間利用できるものが多いですが、職場で使いたい場合などは、充電アダプターがコンパクトなUSBタイプをおすすめします。ただし、コンセントタイプと比べてUSBタイプは温度の持続時間が短く、温まるまでに時間がかかるでしょう。

充電式湯たんぽを選ぶ際は、メリットとデメリットを比較して、使用シーンに合うタイプを選んでください。

お手入れ方法を確認して選ぼう

お手入れ方法も確認してから選びましょう。充電式湯たんぽの中には、カバー以外に本体が洗えるものもあります。カバーが洗えるのはもちろん、本体も洗えるタイプは衛生面が気になる方でも気持ちよく使えるのではないでしょうか。

好みや使う場所に合わせて、お手入れしやすいものを選んでください。

おすすめの充電式湯たんぽ
蓄熱充電式エコ湯たんぽ あったか<ネコライク>

蓄熱充電式エコ湯たんぽ あったか

湯たんぽは、危険な熱湯や面倒な交換不要の充電式がおすすめです。

持ち運び自由な最新型コードレス充電式湯たんぽ「蓄熱充電式エコ湯たんぽ あったか<ネコライク>」なら、約15分の充電で最長8時間も暖かさが持続します。

布団の中で使うのはもちろん、膝の上に乗せてカイロとして使ったり湯たんぽの上に足を乗せてこたつ代わりに足先を暖めたり、さまざまな使い方が可能です。入浴中や寝る前に15分間蓄熱しておけば、朝までぬくもりが持続するのも嬉しいポイントと言えるでしょう。

また、最新モデルはカバーがさらに進化しており、まるで猫のようなふわふわのなめらかな手ざわりになっています。ぽかぽかの湯たんぽといつまでも撫でたくなるカバーで、至福のリラックスタイムを過ごせるでしょう。

商品詳細

仕様説明(共通)
サイズ
  • 本体:幅23×奥28×高5cm
  • コード長:1m
付属品(1個にずつに付属) 本体、カバー、蓄熱プラグ、取扱説明書
重さ 約1.7kg
材質
  • 本体:ナイロン・PVC/3層構造
  • 蓄熱液:水
  • 保温カバー:ポリエステル100%
電源 家庭用電源100V(50/60Hz)
消費電力 360W
蓄熱温度 約55℃
連続使用時間
  • アンカ目的(布団内で使)用:約8時間
  • カイロ目的で使用(身体に当てて使用):約4時間
充電時間 約15分
保証期間 1年
生産国 中国
保温カバーのサイズ・価格
保温カバーサイズ 価格(税込・送料別)
蓄熱充電式エコ湯たんぽ あったかノーマルタイプ 縦28×横27cm ノーマルタイプ1個/3,850円
ノーマルタイプ2個組(グレージュ1個+グリーン1個)/6,980円
ノーマルタイプ4個組(グレージュ2個+グリーン2個)/12,800円
蓄熱充電式エコ湯たんぽ あったか 猫タイプ 縦55×横26cm 猫タイプ1個/4,620円

おすすめポイント

「蓄熱充電式エコ湯たんぽ あったか」は15分充電するだけで8時間も利用できるので、寒い夜も一晩中安心できます。気になる電気代は1か月毎日使っても75円程度と、経済的なのもポイントです。(※1kWhあたり27円で計算した場合、1回の充電では約2.5円。)

またまとめて購入して、家族や友人へのプレゼントにも最適です。

まとめ

湯たんぽはエアコンなどの電気暖房とは違い、肌や空気を乾燥させる心配がありません。

さらに、ゆっくり時間をかけてじんわりと体を温めてくれるので、リラックス効果や疲労回復、血行促進、安眠効果などのさまざまな嬉しい効果が得られます。冷え性や寒さで眠れないときも、湯たんぽがあれば優しいぬくもりに癒されながら眠れるようになるでしょう。

湯たんぽには素材や加熱方法などさまざまな種類がありますが、使用シーンを選ばす、手軽に利用できる充電式がおすすめです。充電式は手間もかからず、年齢に関係なく使いやすく、1つあれば使い勝手のよさを感じるでしょう。

肌や空気の乾燥が気になる方はもちろん、じんわりと体を温めたい方や電気代の高騰で暖房を利用しにくいと思っている方は、ぜひ湯たんぽを試してみてください。

今回ご紹介した商品はこちら▼

蓄熱充電式エコ湯たんぽ あったか<ネコライク>